犬の飼い方の最近のブログ記事

ペットを家に迎える前に注意しなければならないことがたくさんあります。
ペットは言え、やはり1つの命のあるものを家族として迎えるわけですから、慎重にしなければなりません。
最近は、無責任な飼い主のことがニュースになることも多いので、そういう飼い主にならないようにしましょう。
まず、犬を飼うことはお金がかかります。
食餌は回数は少なくても、大型犬の場合は、量も多くて費用がかさむと思います、
その他にも犬の予防接種や病気の時の治療費などもあります。
また泊りがけの旅行や外出などは出来なくなります。
どうしても行かなくてはならないときは、犬を誰かに預けるか、一緒に連れて行くか、ペットホテルに預けるかと
いうことになりますが、ペットホテルを利用するには、また費用がかかります。
一番、ペットを手放す理由として多いのは、引越しだということです。
まず、引越しして犬が飼えないような家に行く予定がある場合は、飼わないでおくほうがいいでしょう。
どうしても引越ししなければいけないときは、全力で新しい飼い主を探してあげることが、大切だと思います。
ペットショップで見かけて可愛かったから、ブームになっているから、寂しいから、という理由だけで
安易に犬を飼うことだけはやめなくてはいけませんね。

最近はペット飼育可のマンションなども多く見られるようになりましたが、それとは別にペット共生住宅という言葉も
時々、聞かれるようになりました。
ペット共生住宅というのは、ただペットと一緒に住める住宅と言うだけではなく、ペットと人間が共に快適に住めるための
設備などを工夫した住宅のことです。
ペット飼育可のマンションでは、住居者全体が犬などのペットが好きというわけではないので、不愉快な思いをしたり、
気兼ねをしたりすることもありますが、ペット共生住宅は入居者全員がペット好きなので、ストレスなく住むことが出来ます。
犬と暮らしていると、粗相や抜け毛や爪などで、家の中が傷んだり臭ったりするので、傷み難い材質を選んだり、
掃除しやすい環境にすることが大切です。
床なども、つるつるした床では犬の足では滑りやすく、負担がかかって脱臼したりするので、滑り難いクッションフロアなどに
すると良いでしょう。
また犬がコンセントや電気コードをかじって感電したりしないようにすることも大事です。
園芸をする場合は犬がかじったりして中毒を起こす植物などは避けたいですね。
また、いくら近所がペット好きの人ばかりと言っても、犬の無駄吠え、フンの放置などはしないように、マナーを守って
ペットとの快適な暮らしを守っていきたいものです。

今、ペットショップに行ってみると、様々なペットフードがありますね。
もう猫は鰹節ご飯、犬は残飯、なんていう時代ではありません。
ペットといえども、家族と同じように「餌」ではなく「食事」という感覚で、栄養のバランスを考えて、美味しく食べてもらいたいです。
自分でペットの食事を作ることもできますが、コストも時間もかかってしまうので、やはりペットフードの助けを借りたほうが
良いかもしれませんね。
犬用のペットフードもドライタイプ、缶詰、レトルト、フリーズドライ、また冷凍とその形態も様々ですが、子犬用、シニア犬用という
風に、犬の年齢によって分けていたり、大きさによって分かれていたり、また犬の肥満解消のためにダイエットタイプまで
あります。
また栄養の補助やストレス解消や歯を丈夫にしたりするおやつなども、いろいろな種類があります。
昔からある骨の形になった犬用チューインガムは、犬に好まれるおやつの1つだと思いますが、今はクッキータイプや
ビーフジャーキータイプなど見た目にも美味しそうな物が多くなってきました。
飼っている犬の大きさ、年齢、体形などを考慮して、また原材料は何を使っているかをよく確かめて、栄養バランスの良い
ペットフードを食べてもらって長生きして欲しいですね。

ペットのシャンプーというのは結構大変な作業です。
洗う必要のないペットもいますが、犬は一番、シャンプーが必要なペットかもしれません。
小型犬でも、なかなかじっとしてくれない時は大変なのに、大型犬になると、本当に重労働になります。
そうは言っても、ノミの発生とかがありますので、やはり洗わないわけにはいかず、ペット美容室に頻繁に行くのは
費用がかかりすぎます。
そんな時に、まるで車の洗車機にそっくりのペット用のコインシャワーシステム「ドッグウォッシュ」というものが
あります。
まだ設置しているところが少ないと思いますが、飼い主がペットを洗うシステムなので、ペットにはストレスがかからない
ようになっています。
このドッグウォッシュは、どちらかというと大型犬向きのような気がします。
ここのところのペットブームで、これから普及していくのでしょうか。
また自宅で洗ってあげたい場合、犬が暴れないように固定してくれる「パヒィバス」という犬専用のバスも
ペットショップなどで売られているようです。
これは、どちらかと言えば、小型犬向きですね。
価格も、ペット美容院などに何度も行くことを考えると、かなり節約になるのではないかと思います。

ペットも生き物である限り、何らかの病気にかかってしまうことも、何度かあると思います。
自分が飼っているペットがかかりやすい病気をあらかじめ知っておき、ペットがその病気にかかってしまったかも、
と思ったときには、速やかに動物病院に連れて行くことが、長くペットと共に過ごすために必要だと思います。
耳がたれている犬は中耳炎などの耳の病気になりやすい傾向があります。
目やになどがたくさん出ている場合は、目の病気にかかっていることが考えられます。
またノミなどが原因の皮膚病も、犬や猫には多いです。
虫歯なども、案外、犬には多いようです。
ペットの老齢化で、かかる病気の種類も多くなってきましたが、昔から犬の病気で最も恐れられているのは
犬フィラリアではないでしょうか。
犬フィラリアは感染した犬の血を吸った蚊にさされることで感染する病気で、心臓の近くの大静脈に線虫が寄生し、
心臓の働きを弱めてしまいます。
初期にはほとんど症状がないので、わかりにくく、最悪の場合は命を失ってしまう怖い病気です。
最近では、まだ完全に、フィラリアがなくなったわけではありませんが、予防法も確立されてきて、徐々に
減ってきているようです。
ペットに長生きしてもらうためにも、予防が出来る病気は予防しておきたいですね。

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