ペットブームで、ペットが増えてくるしたがって、ペットのための施設が少しずつ増えてきています。
ドッグランもその1つです。

ドッグランとは、犬を飼育していない人から隔離したスペースの中で、リードや鎖をはずして、自由に
犬を運動させたり遊ばせたりする場所や施設のことです。
ドッグランの始まりは、1990年にアメリカはニューヨークのセントラルパーク内に、犬専用のスペースが
出来たことだとされています。

その後、世界で同様の施設が誕生してきました。
日本では優良で、愛犬家のために公園内などにドッグランを設けているところが増えてきています。
普段は決まったスペース内で過ごし、運動不足気味のペットたちも、ドッグランでは思いっきり走り回ることが
出来るというのは、飼い主にもペットたちにも、ストレス解消に役立ちそうですね。
いくら自由に出来るスペースとは言っても、自分のペットだけが利用できるわけではないので、ある程度のマナーは
守る必要があります。

他の犬たちを追い回すクセのある犬は、利用を控えたほうが良いでしょうし、他の犬とコミュニケーションを
とりたいときも、注意が必要だと思います。
また予防接種は済ませておかないいけないでしょう。

ペットを飼っていて、結構大きな問題となってくることの1つは、ペットの不妊手術をするかしないか、と
いうことだと思います。
可愛いペットの体に傷をつけるなんて、とんでもない、と思う人もいるでしょうが、案外とメリットも
多いようです。
まず、一番大きなメリットは、新しいペットがたくさん生まれてしまい、全部の命を飼い主が引き受けられるのか、と
言うと、難しいと思います。
道端に捨てられてしまうような、放置してしまわれるようなペットを作らないということが1つですが、
それ以外にもメリットは大きいです。
不妊手術を受けることによって、発情期などにおける問題行動が減るというメリットがあります。
問題行動とは、犬の場合ですと無駄吠えや噛み付いたりということですね。
また犬の死因の一位であるガンをリスクが少なくなるということもあります。
メス犬の乳腺腫瘍や子宮の病気、オス犬の睾丸ガンや前立腺肥大などが、予防できるという
大きなメリットがあります。
また間接的な原因になりますが、発情期のメス犬を追いかけてオス犬が道路をダッシュしてしまって
引き起こす交通事故を防ぐことも出来ます。
確かにペット自身の意思に沿うことではないので、かわいそうに思いがちですが、メリットを考えて
どうするかどうかを決めたいですね。

今や、空前のペットブームと言われています。
今まで一度も、何のペットも飼ったことがない、と言う人が珍しいくらいです。
ペットと一口に言っても様々で、インコなどの鳥、ハムスターやウサギなどの小動物、
カメやイグアナなどの爬虫類、金魚や熱帯魚などの魚類、種類も、そのペットにかかるお金も
実に多種多様です。
そんな中でも、やはりいつの時代でも人気が不動のペットは、犬と猫ですね。
犬派と猫派、などと言ったりしますが、犬が大好きな人と、猫が大好きな人は、真っ二つに別れてしまうことが
多いです。
犬が好きな人は、あの人懐っこさが良いと言い、猫が好きな人は、あの気ままさ、わがままさが良いと言いますね。
最近では小型犬の人気が高くて、マンションなどでも飼えるところが多くなってきました。
マンションなどではペットは飼えない、というのは昔の常識でしたが、今はマンションに住む人も多くなってきて、やはり
ペット可のマンションのほうが入居率も高いようです。
今後もマンションなどの数は増えてくると思うので、マンションでも犬などのペットと一緒に住むというのが
自然な世の中になってくるかもしれません。
かつては広い庭で大きな犬が走り回っているというのが、犬がいる家庭の風景でしたが、今はペットといる生活も
多様化してきたということでしょう。

ペットの中でも、やはり一番人気の犬。
ペットショップに行ってみると、たくさんの子犬たちが飼い主を待っていますね。
最近はどんな犬がペットとして飼われているんでしょう。
マンション住まいの人が多いので、小型犬が多く見られるようになってきたような気がします。
テレビCMで人気が出たロングコートチワワも変わらない人気があると思います。
柴犬の人気も長いですよね。
一時はあまり見られなくなっていたスピッツも、ここのところのペットブームで復活してきたようです。
あと小型犬としては、トイプードル、ミニチュアダックスフンド、ヨークシャーテリア、フレンチブルドッグ、
シーズー、マルチーズ、ポメラニアンなんかが可愛いですね。
少し大型の犬になりますと、ペットというよりも番犬という感じになりますが、やはり庭のある家に住んでいる人は
大型犬を飼うというのが一種のステータスかもしれません。
大型犬で人気のあるのはゴールデンレトリバー、ラブラドールレトリバー、コリー、シベリアンハスキー、
あまり大型犬になるとペットという感じから遠くなってきますが、秋田犬やダルメシアン、セントバーナードなども
割と見かけることが多い犬種ですね。

ペットを家に迎える前に注意しなければならないことがたくさんあります。
ペットは言え、やはり1つの命のあるものを家族として迎えるわけですから、慎重にしなければなりません。
最近は、無責任な飼い主のことがニュースになることも多いので、そういう飼い主にならないようにしましょう。
まず、犬を飼うことはお金がかかります。
食餌は回数は少なくても、大型犬の場合は、量も多くて費用がかさむと思います、
その他にも犬の予防接種や病気の時の治療費などもあります。
また泊りがけの旅行や外出などは出来なくなります。
どうしても行かなくてはならないときは、犬を誰かに預けるか、一緒に連れて行くか、ペットホテルに預けるかと
いうことになりますが、ペットホテルを利用するには、また費用がかかります。
一番、ペットを手放す理由として多いのは、引越しだということです。
まず、引越しして犬が飼えないような家に行く予定がある場合は、飼わないでおくほうがいいでしょう。
どうしても引越ししなければいけないときは、全力で新しい飼い主を探してあげることが、大切だと思います。
ペットショップで見かけて可愛かったから、ブームになっているから、寂しいから、という理由だけで
安易に犬を飼うことだけはやめなくてはいけませんね。